みなさん、こんにちは。
クリスタルヒーラーの長田龍児です。
セラピストとしてセッションをしていると、時々ドラマのような生活をされている方にもお会いします。
一瞬どうなっていくのかと思うこともありますが「大切なのは、今に向き合うこと」です。
タイトルとは裏腹に「運命の赤い糸」とはこのような状況でもあるんだなと、希望を感じさせてくれるちょっと素敵なセッションでもありました。

Tさんの本音


「実は結婚してるんですが、(別の)彼と別れた方が良いか迷ってます」
クリスタルヒーリングを受けに来たTさんが最初に言われた言葉でした。
しっかりお話を聞くと、旦那さんのほかにお付き合いしている彼がいるそうです。
旦那さんは出張などで時々家を空けることはあるものの、家のことにも比較的協力してくれるそうです。
(では、わざわざ不倫する必要なんか無いのでは?!)と、普通なら思うところ。
「外泊も多いし、もし旦那が浮気していたなら、私も原因だろうからもうやめます。でも、そうでないなら…」
曖昧な感じでしたが、まずはオラクルカードを引いてみると旦那さんは仕事に一所懸命で、浮気どころではなさそう。
外泊も仕事が忙しすぎて、家に帰る時間も惜しい様でした。
オラクルカードを引いた後、Tさんは「旦那が女性としてみてくれないのが(不倫の)原因」と言います。
なかなかTさんは本音をみせず、正面から自分の気持ちをすぐには見ることができない様子。
私「旦那さんに自分がどうしてほしいとか、本当の気持ちを伝えてますか?!何かあきらめていませんか?!」
Tさん「えっ………」
私「このままでは、彼と別れたとしても、旦那さんと向き合わずに他の人と同じことを繰り返しますよ」
Tさん「………」
少しずつ旦那さんとの関係を話されました。

夫婦のすれ違いと子ども時代


結婚当初は色々と素直に話せていたものの、時間の経過とともに色々なすれ違いが起き、修復が困難になっていること。
ケンカしてもいつもフォローしてくれた旦那さんが仕事で忙しくなり、どちらかというと受け身なTさんから関係の修復は難しく、流されるままに愛情を他に求めてしまったとのこと。
しかし、クリスタルヒーリングを受けに来てくれたということは、変わりたい意思もあるはず。
そのことについて問いかけると、なかなか素直になれないが、一度自分がどうしてほしいか旦那さんに話しても良いとのこと。
Tさんから折れることについてプライドが邪魔し、また旦那さんと向き合って関係が悪化することを恐れている様子。
また、彼との空虚な関係にも嫌気を感じている様子。
少しだけ変化の兆し。
そして、この問題の下には親からの愛情の受け方も関係がありそうな様子でした。
自分が良い子にしていたら親は少し優しく接してくれ、ネグレクト(放任)気味なところもあり、愛情をあまり感じることなく育ったために、愛情に関して諦めている感じがすることも伝えました。
Tさんは思い当たる節がかなりある様子でしたが、周りにもそんな子がたくさん居たので、それが今に影響を与えているとは考えてもいなかった様子。
閉じ込めていた心の傷は大きく、一度のセッションで全てを変えられませんが、自分の心を見つめる第一歩となったように感じます。
(私には愛情をしっかりと注いでくれる人も、向き合ってくれる人もいない)と深いところで感じ、自分自身も素直に愛情を表現することを恐れていたようです。
そして、クリスタルヒーリングヘ。

クリスタルヒーリングによるエネルギー調整


過去に負った心の傷を修復できるようハートチャクラを中心にクリスタルを置きます。
また、自分の素直で繊細な感情を感じられるように。
その心の想いをしっかりと表現できるようにと、喉のチャクラへと繋がるようにクリスタルを配置します。
また、自分自身が主役であり、自分の思いを叶えることができるリーダーでもあると気付けるように第2チャクラ(へその下周辺)に赤いクリスタルを中心に配置。
現実的に動いていけるようにと第1チャクラ(足元周辺)にグラウンディング(具現化)の黒いクリスタルを多数配置します。

夫婦の転生と赤い糸


クリスタルヒーリング後は何も語ってくれませんでしたが、Tさんはしばらく泣かれていました。
きっと色々と思い当たることがあったのでしょう。
まずは彼との関係を清算する必要がありますし、その中で旦那さんとの関係が少しずつ少しずつ修復されていくのでしょう。
Tさんが自分を愛することに意識を向けた時、変化もより大きくなっていきます。
また旦那さんにも色々問題があるはずで、二人が共に学ぶものが多くあるように感じます。
その大きな何かを学ぶために二人は結ばれ、過去に何度も立場を変えて転生しているようです。
運命の赤い糸は一見切れたように思えますが、実はしっかりと結ばれているように感じます。
遠くない未来、夫婦が心から笑って過ごせる日が戻ることを心から願っています。
※ご本人と分からない様に内容を編集しています

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