皆さん、こんにちは。
クリスタルヒーラーの長田龍児です。
今回はオーストラリアにある世界遺産エアーズロック(ウルル)についてのお話です。
実は私
「人生はドラクエみたいなもの」
だと思っています。
全てのものがそうではないですが、ある一部の重要なことに関しては、ある条件を満たしたときにある場所に行くと、イベントが発生して何かが起こる。
そんな感じで、例えば〇〇歳の時に友達に誘われたお店に一緒に行くと、将来結婚する彼(彼女)がいたとかね。
もちろん、そこに行くという行動がなければイベントは発生しませんが。
2018年6月に伊勢参りに行ったとき、最後に参拝場所であった椿大神社で白龍をもらいました。
それも一個の大事なイベントだと思っています。
そして私の友達に、サポートしてる守護霊や過去生、亡くなる年齢までほぼ何でも見れてしまうサイキックリーダー(霊視みたいなものね)がいます。
彼女は言いました。
「龍児さん、エアーズロックに第3チャクラを開くものが封印されているみたいだから、行って来た方が良いよ~」と。
だからこそ、いつかは行かなきゃね~♪)とは思ってました。
で、急きょ来ました今回の登山禁止の話です。
(え~、何とか期限内に絶対に行かないと!)と思い、その決意を書こうとエアーズロックについて色々調べていたところ、
『何故、登山禁止になるのか?!』
という問題にぶつかったんです。
そのあたりも含めて登山するべきかどうかについて検討したいと思います♪

旅行の費用と期間、時間などは?!


まずは現実的にかかる時間と費用面について。
もし日本からの格安パックツアーで行くのであればおおよそ20万円くらい~あります。
飛行機でかかる時間は、日本⇔シドニーかケアンズまで8~10時間、シドニーかケアンズ⇔エアーズロック3~4時間です。
ざっと計算して、起きてる時間の2日間は移動日。
大体のツアーが4泊5日なので、3日間遊べるわけですね。
その3日の内訳の多くが、1日はシドニー、ケアンズでフリータイム、2日間はエアーズロックで過ごす内容です。

登れる条件やかかる時間は?!


では、ツアーのうちの2日間で必ずエアーズロックに実際登れるか?!というと、実はそうでもありません。
エアーズロックは全長3.4km、高さ約340mで、下は微風でも、頂上が強風で登れなかったりします。
(え?!340mなんて山としては低いじゃん)
と思うかもしれません。
東京タワー333mよりも高いところで何も遮るものがない風は相当です。
一枚岩で滑りやすく、また登るというよりは、鎖を持ち、手足を使ってはってよじ登る感じのところが多いそうです。
山の1/3は最大傾斜45度近くで、爽やかなトレッキングという感じではなさそうです。
また、強風のほかに登れない条件として、雨や嵐(予報を含む)、気温が36度以上(予想を含む)、雲が頂上より下にある、救助活動が行われている、アボリジニの祭事などがある場合に登れません。
それらの条件のため、年間の平均で登れる確率は30%前後。
エアーズロックは
「365日のうち300日は登れない」
とも言われています。
入山できるかどうかは、1時間おきに変動するそうで、一つしかない登山道が開いているかどうかで確認します。
ちなみに日本の夏場に登れる確率が高くなり、冬場に低くなるそうです(南半球なので、夏と冬が逆転)。
かかる時間としては、登り1時間、下り1時間弱、登って降りて3時間くらいはかかりそうです。
注意を払う必要はありますが、体調に気を付けて、靴や帽子、水などの準備が万全であれば、問題ない登山レベルでしょう^^

エアーズロック(ウルル)のイメージはみんな一緒?!


エアーズロック(ウルル)の写真で撮られている写真は皆同じ形をしています。
でも、どこから見ても全く同じ形ってことはなかなかあり得ないですよね?!
実は
先住民族が大事にしている一部の場所や区域は撮影禁止
なんです。
なので、ある一定の方向(ビジターセンター側)から撮られた写真が主に出回っており、行ったことのない人にはそのイメージが残っているそうです。

何故、登山禁止になるのか?!


ノーランジロックの壁画
では、何故登山が出来なくなるのか?!
元々エアーズロック(ウルル)は現地に住む先住民族の聖地でした。
先住民族はウルル周辺に1万年以上前に住み着いたと言われています。
その土地をオーストラリア政府が借り上げ、賃貸料として国立公園の入園料25オーストラリアドル(ウルル登山料ではない)の「一部」を先住民族に渡していたんです。
先住民族は収入源としては嬉しいものの、ウルルの聖地に踏み入れられることを快くは思っていませんでした。
しかし、先住民族は「大切にしている聖地に敬意を払い、各自の良心で登らない人であってほしい」と聖地を全面登山禁止にまではしていませんでした。
登山口の入り口には「ウルルに登らないでください」と世界中の言語で書かれた大きな看板があり、「私はウルルに登りません」というTシャツも現地で販売しているそうです。
登山しないようにする呼びかけに、徐々に登山する人は減ってきたものの、まだまだ世界中から事情を知らない観光客が登山にやってきます。
そして今回やっと先住民族やオーストラリア政府関係者で作る協議会の理事会が、登山禁止を満場一致で可決したのです。

私の考え


ここまでを踏まえ、私も考えてみました。
知らないでやってしまっているのかもしれませんが、もし日本の神社やお寺、大自然などを海外の観光客(もちろん日本人でも)が粗雑に扱っているのをもし見たとしたら、決して嬉しくはないと思います。
それなのに「エアーズロックが登れなくなくなるから、駆け込みで登ってこよう!」とした場合、先住民族の気持ちってどうなんだろう?!と。
(人の聖地に敬意を払えているだろうか?!)
いくら、自分のチャクラを解放するものがそこにあるとしても(正直登りたい気持ちはあるけれど)別に登らなくても良いんじゃないか?!
登らなくてもしっかりコンタクトをとればチャクラを開ける感じもするし、今回の期限でなく、別の時にエアーズロックを見に行けば良いかと思うようになりました。
正直すぐの答えではなく、ウルルや先住民族の歴史などを色々検索しながら考えて出てきた答えでした。
きっと他にまずやるべきことがあるだろうし、必要な時に必ず行くことになるだろうし。
「うん、いつか、ウルルに会いに行く!」
そう思い、今回の内容を書くことにしました。
ウルルに行くイベントは、もう少し先の何かに絡んで発生するようです^^
※ 先住民族ー「アボリジニ」は先住民族の意味ですが、差別的な意味も含むそうです。
現在は「アボリジナル」「アボリジナル・ピープル」「アボリジナル・オーストラリアン」「オーストラリア先住民」などが一般的になっているそうです。
※ オーストラリアと先住民族の歴史-18世紀にヨーロッパ人がオーストラリアに上陸し、先住民族を「人」として扱わない時代がありました。
本当にありえないことに先住民族をスポーツハンティングの対象とした時もあったと言います。
1967年に先住民族の市民権を認め、徐々に権利が戻り、1993年にオーストラリア政府が先住権(居住権、所有権)をやっと認めました。
※ 岩の名称ーエアーズ・ロックは当時の南オーストラリア植民地首相の名前(ヘンリー・エアーズ)より引用され、ウルルは先住民族が付けていた名前です。
現在はウルルが正式名称です。
※ もう一つの聖地-エアーズロック(ウルル)の近くには、もう一つの聖地マウントオルガ(カタ・ジュタ)があります。
※ 世界の中心?!-映画『世界の中心で、愛をさけぶ』という映画がありましたが、エアーズロックは「世界のへそ」「大地のへそ」とも言われています。
※ 聖地の物を持ち帰ると?!-エアーズロックの石や砂なども聖地の一部であり、持ち出し禁止です。
もし持ち帰ってしまうと、その人が事故にあったり、何かが起こると言われています。
エアーズロックを管理するパークレンジャーには、毎日のように世界中からお詫びの手紙を添えた石(Sorry Rock)が送られてくるそうです。
もし持ち帰ってしまった人は、元の場所に返してあげましょう。
