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世界を平和にするために出来る4つのこと

 皆さん、こんにちは。

 

 クリスタルヒーラーの長田龍児です。

 

 今回は世界を平和にするために出来る4つのことについてお伝えします。

 

 (えっ、今もどこかで戦争が起き出るんだから、難しいことだよね?!)(現地に行った方が早くない?!)と思われる方がみえるかもしれません。

 

 確かに、内容としては壮大というか、とてもすごいことですよね。

 

 おこがましいなと思いつつ、何度も修正してやっぱり伝えたいと書いた内容でもあります。

 

 でもこれ、大きなことを成し遂げようとするのではなく、私たちが今日本にいて、自分と向き合うことでできる内容のお話なんです^^

1.自分の心を赦すこと

 「じゃあ、実際に何をすれば良いの?!」ってことですが、世界を平和にするためできることとして、まずは自分自身の心を赦すことが何よりも大事です。

 

 

  私にはNGO(非政府組織)である国境なき医師団の関連組織で働く友人がいます。

 

 その友人から同じ話を聞いて(そうだよね~)と感心していることがあります。

 

 友人は「国境なき医師団」の尊敬するドクターから「いくら戦争が起こっている地域で人を救ったとしても、戦争で負った心の傷を癒さない限りは、戦争は終わらないんだよ」と聞いたそうです。

 

 

 戦争で敵対国から家族や仲間、恋人を奪われてしまった人たちは、その悲しみを断つために、平和のために、何よりもまず敵を打たなければいけないと思います。

 

 その負の連鎖は何年にも及び、世代を超え、場合によっては親から子へ、子から孫へと何世代にも受け継がれることもあります。

 

 ただ、みんなの平和を願っているだけなのに、悲しみだけが広がっていく。

 

 

 

 この悲しみは、敵対国がなくなれば癒されるのでしょうか?!

 

 

 いいえ、違います。

 

 たとえ国がなくなっても、その人種や民族に標的を変えていくことでしょう。

 

 

 

 哀しみから生まれた憎しみは、新たな憎しみを生んでしまいます。

 

 一体、誰が癒すのでしょうか?!

 

 

 それを癒せるのは、他の人ではなく、あなた自身です。

 

 あなたがあなたを赦すことで始まります。

 

 

 赦すという行為は、誰しもができる行為であるものの、悲しみの深さや年月、自分と向き合える魂や精神の成長具合によっては、すぐにできる行為ではないかもしれません。

 

 気付けた人から始めていくもの

 

 

 赦しは愛です。

 

 人がしてしまった間違いや不完全性を受け入れることです。

 

 

 相手を赦し、優しさを与えること

 

 それは自分の間違いや不完全性を受け入れ、自分を赦すこと

 

 

 自分を赦し、心に平和が訪れた時、あなたがまた哀しみに襲われたとしても、その連鎖から抜け出すことができます。

 

 

 

 自分の中に平和を見出せたとき、その平和やを人に与えることができるでしょう。

2.家族や仲間、恋人を赦すこと

 私たちにとって一番身近な存在は、家族や仲間、恋人たちです。

 

 その人たちと過ごす時間は貴重です。

 

 

 セッションをしていると、その家族や恋人との関係に悩み、どうして良いか分からなくて答えがほしいと言われる方が多くみえます。

 

 家族や恋人などは安らぎも与えてくれますが、同時に同じ波長、つまり同じ課題をもっている仲間でもあります。

 

 

 家族や恋人として共依存関係で、そこから抜けるに抜けられないことも多々あります。

 

 「昔からやっていることだし、周りも同じ環境だから」と当たり前に思っている方も中にはみえます。

 

 穏やかにお互いにリラックスして話ができなかったり、お互いに尊敬できなければ、その関係は不安定なものかもしれません。

 

 

 もしもそこから抜け出したいと思うなら、引っ越しをするなど物理的に距離をとって精神的にも楽になることも必要です。

 

 ハリネズミが寒いからと体を寄せ合ったとき、近づき過ぎれば温かくてもお互いに痛みを伴いますが、人として相手を想いやったとき、程良い距離に整えてあげることで、お互いに楽になることもあります。

 

 

 相手を赦し、お互いを想いやれる距離や愛情を伝えることです。

 

 

 同じ課題について、学んだ人から実践していけば良いですし、もしかしたら教える相手が自分より目上の両親や祖父・祖母であるかもしれません。

 

 

 何年、何十年と続いた関係を、一言で変えることはできません。

 無理をせず、ゆっくりゆっくりと時間をかけて根気よく付き合っていける距離感愛情が必要です。

 

 

 また、何かしらと感謝を多く伝えることができれば、相手が受け取るイメージも変わっていくことでしょう。

3.苦手な人を赦すこと

 学校や職場などには、自分とは本当に合わない人がごく一部ですがいる場合がありますね。

 

 (私は何とも思ってなかったけど…)という人でも、場合によっては相手から気にされて、何となく自分も引っ張られる感じで苦手意識をもつ人がいるかもしれません。

 

 

 苦手な人は、ほとんどの場合、ある波長の陰と陽(もしくはマイナスとプラス)の関係で繋がっています。

 

 職場で言いたい放題言っているのに、何だかんだで許される人っていますよね。その人をAさんとしましょう。

 

 そして、Aさんの我がままぶりが時々どうしても気になるBさん。

 

 Aさんは自由奔放で、周りからも時々やり過ぎだと指摘されることがあります。でもそれに懲りないし、反省の色もない。

 

 周りの意見を取り入れながら職場での意見も調整していくBさんとしては、その我がままぶりというか、反省しない態度に時々イライラが止まらなくなってしまう。

 

 

 さて、これはAさんの態度が直れば、それで終わりなのでしょうか?!

 

 

 確かに日本では、Bさんのように人に合わせたりすることのできる人の方が信頼されることが多いです。

 

 

 でも、自由な意見を言って周りを盛り上げたり、突拍子のない意見で問題を打開する可能性ももつAさんも大切な存在です。

 

 

 Aさんばかりの世の中ではちょっと不安定ですし、Bさんばかりでは面白みがちょっと足りない。

 

 

 結局どちらも必要な人で、必要ない人なんていないんです。

 

 

 

 さて、今回の二人の同じ周波数とはいったい何だったのでしょうか。

 

 2人の繋がりは枠」という周波数です。

 

 

 

 Aさんは自由に表現できる力をもち、周りを気にしません。一方のBさんは自分が不快になる態度や表現を嫌い、自制しています。

 

 枠のないAさんからすると(Bさんは何てつまんないことで自分を抑えている人だろう)と思い、周りを不快にさせないように気を配るBさんからすると(Aさんがいると周りも困る)と思っています。

 

 

 (あの人はもっとこうした方が良い)と思う気持ちを押し付け過ぎてしまうと、互いに心地良さを失います。 

 

 

 いつも同じ課題でトラブルを起こしているのであれば、その人に学びが必要です。

 

 また誰かのトラブルをいつも気にしているようであれば、気にしている人にも何らかの学びが必要でしょう。

 

 

 伝えたいことは言いつつも(そういう意見もあるんだね)と思えることも必要であり、適度な距離で気長にみていられると、相手を尊重した接し方ができるでしょう。

4.世界のために祈ること

 さて、今までの内容は自分自身と向き合うことが大きなテーマでした。

 

 そして今回は自分が世界の平和のために出来ることです。

 

 

 祈りの力です。

 

 

 宗派を問わず、世界中の信仰をもつ方が世界のために祈りをしています。

 

 その力のおかけで今現在の平和があります

 

 

 仮に、この祈りの力を光であったり、ポジティブな気持ち、プラスの力としましょう。

 

 またその逆の力も世界には作用しています。

 

 闇であったり、ネガティブな気持ち、マイナスの力です。

 

 どちらも人が魂を磨くために必要な学びとして存在し、いずれは中庸へと向かっていきます。

 

 

 闇が強ければ戦争などが頻発し、また光が強すぎても闇を排除する姿勢に変わる可能性ももっています。

 

 結局これは人の心と同じで、どちらももっているものと理解し、それを受け入れることでどちらにもとらわれない状態になります。

 

 

 少し話がずれてしまいましたが、世界の平和のために祈る力には、世界のバランスを整える作用があります。

 

 見えない力ですが、今ある状況も祈りの力が作用して現在の状態が創られていることを知っておいてもらえると嬉しく思います。

 

 場合によってはもっとひどい状況もありえるし、もっと良い状況にも変えることもできると。

 

 

 今できる支援として神社やお寺などで手を合わせて祈ることで、少しずつ変化が生まれることでしょう。

 

 何かの機会に時々でも良いので祈ってみてくださいね。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?!

 

 確かに戦争が起こっているから直接現地に行って平和活動に参加するのも一つの方法としてありますが、世界を平和にするにはまず自分の心と向き合い、その周囲の人たちとも穏やかな関係を築くことも必要です。

 

 それが出来ていなければ、何かあったときにお互いに良好な関係は築けないし、崩れていってしまいます。

 

 だからこそ、今できることとして、今ある場所からできる平和を築いていこうということです。

 

 世界の中でも本当に恵まれた日本だからこそ向き合っていけることだと思います。

 

 そしてその愛を世界中に広げていけたら良いですね。